製作過程 バンダイ 1/100 MG ケンプファー

1.基本工作

 出来がいいのと、完成を急ぐのとでストレートに組んでいます。
 加工した箇所は下の画像の通りです。

加工した箇所(16K)

肩アーマー : スラスターを塗装後に組立てられるように後ハメ加工。スラスター基部パーツを固定する部分を切り欠き、取り付けに邪魔なピンとピン穴を切断。
腿アーマー : 合わせ目を消す必要があり、塗装後に組立てたかったので後ハメ加工。腿アーマー側の太股に固定するためのピンを切断し、ピン穴を切り欠いて後ハメできるようにしています。
腿スラスタ基部 : 肉抜き穴をエポパテで埋めた後、モールドを彫りなおし。組んでしまえば見えなくなるので、不要といえば不要な工作。
肘関節 : 肉抜き穴が気になったのでエポパテで埋めています。エポパテで埋める際は、剥離を防ぐために瞬間接着剤を流し込んでおくといいでしょう。

2.クリアカラーを使用したシャドウ吹き

ネービーブルーで塗装(3K)

 青いパーツの塗装を行います。
 まずは装甲裏の塗装色を兼ねて下地色にネービーブルーを塗装します。

インディブルーで塗装(3K)

 次にエッジやパネルラインを吹き残しながらインディブルーを塗装。仕上げにクリアブルーでシャドウを吹く気なので、吹き残し方は結構いい加減です。

インディブルー+白で塗装(4K)

 同じようにインディブルー(80%)+白(20%)を塗装。

クリアブルーで塗装(3K)

 仕上げにクリアブルーをエッジやパネルラインにそって吹き付け。
 エッジやパネルライン周辺の色が濃くなっていることがわかるでしょうか。

塗装を終えた青いパーツ(13K)

 とりあえず、これで青いパーツの塗装は終了。

金属色の塗装(3K)

 関節部分等の塗装を行います。
 明るい灰色の部分はガンクローム、暗い灰色の部分は黒鉄色で塗装。

スモーク+黒でシャドウ吹き(3K)

 次にシャドウとして、エッジやパネルラインにそって「スモークに適度に黒を混ぜた色」を吹きつけます。

シャドウ吹き終了(10K)

 金属色は陰を吹き残す形でのグラデーション塗装には不向きなので、クリアカラーなどによるシャドウ吹きは有効です。

3.その他の塗装

白色の塗装(9K)

 白い部分はマスキングした後、明灰白色を塗装後に白で塗装しています。白は隠蔽力が低いので、青い部分の上にそのまま塗装してもなかなか発色しません。
 オレンジイエローの部分は同様に、明灰白色、白と塗装後にオレンジイエローを塗装しています。

武器の塗装(6K)

 ショットガンはガンクロームで塗装後に全体にスモークブルーを吹きつけ。その後、スモーク+黒でシャドウ吹き。
 バズーカはネービーブルーで塗装後にニュートラルグレーをエッジやパネルラインを吹き残しながら塗装。その後、スモーク+黒でシャドウ吹き。
 シュツルムファウストはネービーブルーで塗装後にカーキグリーンをエッジやパネルラインを吹き残しながら塗装。その後、スモーク+黒でシャドウ吹き。
 ピームサーベルはブレード部のパーティングラインを紙やすりで消した後、コンパウンドで磨いて透明さを取り戻しています。その後、根元の方から順にフラットホワイトでグラデーション塗装。

武器アップ画像(8K)

 塗装の様子を解りやすくするための大き目の画像です。

ケンプファー(10K)

 後は墨入れした後に組立てて完成。

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