製作過程
バンダイ 1/100 バスターガンダム

1.後組み加工

 仮組み時にダボを短く切ってあるので、参考にされる際は「短く切ったもの」と「邪魔なので根元から切ったもの」との区別に注意してくださいね。

肩1

 画像の赤でチェックしている部分のダボ穴下部を切り欠いて、塗装後に組むことができるように加工。

胴

 腹部のパーツをエッチングソーでこのように切り取り、ダボ穴を切り欠き、後組みに邪魔なダボを切り取ることで後組み加工。

肩2

肩2

 二重構造の肩もダボ穴を切り欠き、邪魔なダボやポリパーツを押さえるための部分を切り取ることで後組み可能に。
 赤でチェックした部分にはまるポリパーツはこの加工により固定されなくなるので、切り取った部分をポリパーツを固定するために接着。(固定といってもはずれなくするためであって、動かなくするためではないです。)

脚部

腕部

 画像のように加工。形状的に後組みし難いですが、脚部内側のパーツを上側やや斜め後方よりねじ込むようにすれば、後組み可能。

武器

腕部

 武器はこのように前部、内部に挟み込まれる部分、後部と分割してから組むことで後組み加工。

2.可動部の改造等

腕部

腕部

 腕部は武器を脇に抱えたポーズをとることはできるものの、ぎりぎりの長さしかなくポーズ決めの際にかなり苦しいです。そこで、肘関節を1ミリ延長し、手首間接をダブルボールジョイント化しつつ1ミリ延長することで腕を延長しています。
 これにより手首間接は可動範囲は増えたものの、そのままではボールジョイントが丸見えでみっともないので、キットのパーツ構成を利用して手首カバーパーツを可動する覆いとして利用。前腕部に固定するための部分を切り落とし、1ミリ延長。全体に削り込んで可動のためのクリアランスを確保しています。

太股

太股

 可動のために上下に分割された設定画と大きく異なる太股は、上下の部分を接着します。
 その際、腕部延長とのバランスをとるために1ミリ延長。
 接着により失われる可動軸を補うために、可動部を画像のように作り直しています。

腰1

腰

 太股の可動部改造にあわせて股関節軸を延長しています。

腰2

腰

 画像下側のパーツの赤でチェックした部分をエッチングソーで切り離し、上側のパーツに接着。これで前側のパーツの合わせ目を消しつつ後組みすることが可能となります。

腰3

腰

 腰アーマー後ろ側は分割して可動化改造を行っています。  基部は腰に接続するためのダボ穴はそのままに、1.6ミリ径の真鍮管を埋め込むことで軸穴を作製。
 左右の後側腰アーマーは1.3ミリ径の真鍮管と1ミリ径の真鍮線を画像のように刺して接着することで本体に接続できるようにしています。

腰4

腰

 腰アーマーの裏側はエポパテで埋めて面一にした後、それっぽく切り出した0.3ミリプラ板を貼りつけました。

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